わが国を代表する食の第一人者たちが、新しい時代にふさわしい食文化を作り上げていきます!

一般社団法人 食文化ルネサンスとは

Japan Gastronomy Renaissansce

私たちは
新しい時代にふさわしい食文化を創りあげていく団体です。
わが国の食を取り巻く様々な課題に対して、国や地方自治体
民間企業やメディアなど多様な主体と協同して、わが国の食文化の発展に貢献します。
団体の名称(ルネサンス)には
『食の文化的価値の復興を通して、食の世界に革新をもたらす』
という私たちの想いが込められています。

私たちのミッション

  • 様々な主体と協同して食を取り巻く課題を解決する
  • 時代にふさわしい食のあり方(マニフェスト)を提案する
  • 食文化の振興を通じて地方創生を実現する
  • 食に携わる方々の社会的地位の向上に取り組む

理事長あいさつ

理事長写真

一般社団法人 食文化ルネサンス

理事長茂木 友三郎

2017年6月、文化芸術基本法が改正され、国として「食文化」の振興を図る事が明記されました。また、我が国の食文化に対する国内外からの関心の高まりを受け、2020年4月には文化庁に食文化担当参事官が新設されるなど、食文化振興を図る体制の整備が少しずつ進んでおります。
そうした中、国と連携して食文化の発展・振興を担う民間の団体が必要との認識から、私ども「食文化ルネサンス」は「食に携わる人々の知識や技術の習得、創造活動の成果を尊重するとともに広く食に関わる人々の文化的活動を支援し、食の分野における文化人の輩出を通し、我が国の食文化の発展・振興に寄与すること」を目的に、2020年9月に設立されました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、わが国の豊かな食文化を支えてきた飲食業界及びその関連業界は大変厳しい環境におかれております。この難局を乗り切るため、国への政策提言や分科会活動を通して飲食業界の課題解決、振興にも取り組んでまいります。皆様方のご支援ご協力をよろしくお願い致します。

設立の経緯

設立の経緯

  1. 2014年3月

    二之湯武史参議院議員(当時、現在は本会専務理事)が呼びかけ、国会内に「日本食文化普及推進議員連盟(以下、議員連盟)」が設立される。服部幸應氏、村田吉弘氏(本会理事)らが参画し、以後、定期的に国会議員や中央省庁と食文化の振興に関する勉強会を開催する。

  2. 2016年4月

    日本食文化の海外発信を強化するべきとの議員連盟の提言を受けて、農林水産省が「海外における日本料理の調理技能の認定に関するガイドライン」を制定する。

  3. 2017年4月

    議員連盟でその必要性を提言していた「海外において日本の食文化をPRする機関」が「JFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)」としてJETRO(日本貿易振興機構)内に設立される。

  4. 2017年6月

    議員連盟を中心に食関係団体28団体が合同で要望していた「文化芸術基本法」が改正され、国の責任において食文化を振興することが法律に明記される(第12条に「食文化」が追記)。

  5. 2018年11月

    政府より食の分野からは初めて、茂木友三郎氏(本会理事長)、村田吉弘氏(本会理事)が文化功労者に選定される。

  6. 2020年4月

    「文化芸術基本法」の改正により食文化の振興が国の責務となったことを受けて、文化庁内に食文化担当参事官が設置される。

  7. 2020年4月

    新型コロナウイルスによる緊急事態宣言に際し、本会理事となるメンバーで休業要請を受けた飲食店の対策を菅官房長官(当時)、麻生財務大臣、岸田自民党政調会長(当時)らに提言。協力金や家賃補償などの政策を実現する。

  8. 2020年9月

    本会の中心メンバーと議員連盟とのこうした実績・流れを受けて、民間においても食文化の振興を国と連携して進めていく団体が必要との認識から21名の発起人によって一般社団法人食文化ルネサンスが設立される。

理事一覧

  • 理事長 茂木友三郎

    キッコーマン株式会社
    取締役名誉会長
    取締役会議長

    企業活動を通じて日本の食文化を世界に広く普及したとして、2018年文化功労者に選ばれる。  

  • 専務理事 二之湯 武史

    桜美林大学客員教授
    元参議院議員

    議員時代、日本食文化普及推進議員連盟の立ち上げから文化芸術基本法の改正まで、食をテーマに取り組む。

  • 浅野 哲也

    HOTEL THE MITSUI KYOTO 
    副総料理長 兼「都季」料理長

    2007年渡仏。2017年には日本人初となる「リッツ・パリ」のメインダイニング統括副料理長に就任。「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」の2027年大会日本代表に選出。  

  • 奥田 政行

    オール・ケッチァーノ

    「食の都庄内」親善大使など都道府県庁から様々な食アドバイザーや大使をつとめる、地方創生のトップランナー。

  • 黒森 洋司

    楽・食・健・美-KUROMORI-オーナーシェフ

    中華料理人としての復興支援を志し、東日本大震災の年に宮城県へ移住。「宮城県は中華県」を公言し、宮城・三陸の食材の魅力を県内外へ発信している。「食材王国みやぎ大使」。

  • 里井 真由美

    フードジャーナリスト。日本はもちろん世界の食専門家として活躍中、テレビ出演多数。農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員も兼任。

  • 須賀 洋介

    SUGALABO シェフ

    フランスの巨匠、ジョエル・ロブションの右腕としてのキャリアをもつ「アイアン・シェフ」。

  • 高橋 拓児

    木乃婦

    京料理の伝統とアカデミックな研究をベースに様々な革新を追求する日本料理人。

  • 辻 芳樹

    辻調グループ代表

    国内にとどまらず世界的に日本の食文化を発信する第一人者。

  • 間 光男

    TERAKOYA三代目オーナーシェフ

    海外・国内で開催される料理学会・食の祭典に日本代表として招聘されるなど、幅広く活躍している。

  • 樋口 宏江

    近鉄・都ホテルズ 志摩観光ホテル

    G7伊勢志摩サミットの料理を担当、様々な‘女性初’のキャリアを切り拓く。

  • 平出 淑恵

    酒サムライコーディネーター
    株式会社コーポ幸 代表取締役

    「SAKEから観光立国」を目指し、日本酒の国際化に努める。

  • 山本 隆夫

    株式会社クラブハリエ
    代表取締役社長グランシェフ

    ふるさと滋賀に作った「ラ コリーナ近江八幡」は国内外から多くの観光客が訪れる。 自社からは12名の世界大会出場者を輩出した職人と経営者の二刀流

  • 米田 肇

    HAJIME

    開店から最速でミシュラン三ッ星を獲得。社会問題にも強い問題意識を持つ。

  • 鎧塚俊彦

    トシ・ヨロイヅカ

    美味しいお菓子のために技術、素材、のみならず農業を通じた地方創生まで取り組む。

顧問一覧

  • 落合 務

    ラベットラ・ダ・オチアイ

    わが国においてイタリア料理の普及に貢献してきた巨匠。

  • 岸 久

    スタアバー

    バーテンダー世界一に輝いたオーセンティックバーの先駆者。

  • 杉山 衛

    寿司幸本店四代目

    創業明治18年の江戸前寿司の伝統を今日まで継承する四代目主人。

  • 田中 誠二

    学校法人大和学園理事長

    食のメッカ京都において90年にわたって人財育成に取り組む総合専門学校を運営。

  • 中川 純一

    中川学園調理技術専門学校理事長

    調理師養成のため全国的に活動する業界のバイプレーヤー。

  • 堀井 良教

    更科堀井

    江戸の昔から‘そば文化’を担ってきた業界の盟主。

  • 三國 清三

    オテル・ド・ミクニ

    わが国のフレンチ料理界の草分け的存在。政財界にファン多し。

  • 村田 吉弘

    菊乃井主人

    日本料理界を代表する料理人として世界的に活動する。2018年文化功労者受賞。

  • 脇屋 友詞

    Wakiyaグループ オーナーシェフ 株式会社Wakiya 代表取締役

    上海料理の技を軸とした洗練された料理で新たな可能性を開いてきた中国料理界における先駆者。

MEMBERS

正会員